【写真展】山崎博「計画と偶然」@東京都写真美術館

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先日東京都写真美術館で2017年3月7日(火)~5月10日(水)に開催されていた山崎博さんの写真展を見に行きました。

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2016年9月にリニューアルオープンした東京都写真美術館はとても明るくモダンな雰囲気へと変わっていました。

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1960年代末より活躍されていた山崎さんの初の個展となる今回の展示では、約200点もの作品を拝見することができました。

山崎博

モノクロームの銀の粒子や白から黒へかけてのグラデーションは吸い込まれるように美しく、ずっと見ていられます。

山崎博

写真は「瞬間」を切り取るメディアですが、長時間露光で撮影された作品にはちゃんと時間の流れによる変化が写し出されていて、静止画なのに動画を見ているような気持ちにさせられます。

山崎博

「自分の部屋の窓から同じ風景を撮る」というような自らが設けた「制約」は、表現を狭めるどころか多様性や新しい発見を持って世界を広げてくれます。

山崎博

山崎博

何万キロも離れた土地へ行かなくても驚きや発見はすぐ「そこ」にある。
そんなことを気づかせてくれる写真展でした。

山崎博

今回の写真展では、撮影可能な写真がいくつかありましたので、美術館の規則に従って写真を掲載させていただきました。

↓写真美術館の広報向け漫画でまだ読んでないのですが、なかなか知ることのできない写真美術館の中の様子が描かれていて面白そうです。