PHPが苦手なWebデザイナーにおすすめ「WordPressユーザーのためのPHP入門」
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WordPressは好きだけどPHPはちょっと苦手…というWebデザイナーさんは意外と多いのではないでしょうか。
ある程度のカスタマイズはできるけど、PHPを0から書いたり、WordPressのタグから情報を引き出して思い通りの結果を出力する、といった少し複雑なカスタマイズには時間がかかってしまうというようなグラフィック寄りのWebデザイナーさんにピッタリな本が、こちらの「WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。」です。
例えば分かる人はすぐに分かると思いますが、下記の「 $cat[0] 」の0って何で必要なの?とか、
<?php $cat = get_the_category(); $cat = $cat[0]; echo $cat->category_name; ?>
以下のような書き方とか、
echo $img[1]; echo $img['url'];
これらはWordPressのタグがどんな情報を持っていて、どのような形で返されるかを知らないと、どうしてこう書くのか理解しにくいと思いますが、その辺りの説明も簡単にではありますが分かりやすく書かれています。
また、
- カスタムフィールドのエスケケープ処理の必要性
- WordPressテンプレートタグの返り値の種類(配列やオブジェクトなど)によって記述・出力方法が異なること
- テンプレートタグからのデータの取り出し方
についても(私にとっては)目から鱗な説明が載っていたので、読んでよかったと思います。
WordPressを思い通りに使いこなすには、やはりPHPの知識が必要だと特に最近実感しているのですが、プログラマーさんのように理解するのは大変ですし(プログラム脳が…)、WordPressに関係してくるPHPを効率よく程々に勉強したい方にはオススメの一冊です。