無料版Advanced Custom Fieldsから有料版ACF Proへアップグレード/インストールする方法
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注目ACF Proは料金変更に伴い、2020年2月24日より買い切り型からサブスクリプションに移行しました。それまでに購入しているユーザーは、引き続きそのまま利用できます。
ACF Proとは、次世代バージョンのACFとACFを更にパワーアップさせた高機能なアドオン(The Repeater Field、The Gallery Field、The Flexible Content Field、Clone field、Options Pages)がパッケージ化されたプラグインです。制作者にとってもクライアントにとっても便利で使いやすい機能が追加されています。
今回は既に無料版のプラグインAdvanced Custom Fields(以下ACF)を利用している状態から、ACF Proへアップグレードする流れについて説明します。もちろん、無料版のACFを使用していない状態で、ACF Proをインストールすることも可能です。無料版のACFプラグインのインストールや設定方法は以下のページをご覧ください。
今現在無料で配布されているACFの最新バージョンは4なのですが、ACF proに含まれているACFはバージョン5にアップグレードされているため、バージョン4のカスタムフィールドのデータを保持したままアップグレードするとデータが失われてしまうのではないかと心配していたのですが、結論から言うと特に何の問題もなくデータを引き継ぐことができました!
図のように公式ページでは「無料版と互換性100%」と書いてあります。
以下は私が試した方法ですが、必ずしも他の環境で成功するとは限りませんので、必ずバックアップを取ってからアップグレードすることをお勧めします。
※画像をクリックすると、拡大画像がポップアップして表示されます。
ACF Proを公式ページで購入する
注目ACF Proは料金変更に伴い、2020年2月24日より買い切り型からサブスクリプションに移行しました。それまでに購入しているユーザーは、引き続きそのまま利用できます。
ACF Pro公式ページの「Buy Now」ボタンをクリックしてプラグインを購入します。2020年2月24日からはサブスクリプションとなり、以下の料金になりました。1サイトでの使用で年額49ドル、10サイトで年額149ドル、サイト使用数無制限で249ドルとなっています。
ACF Proの旧料金
ちなみに、2020年2月23日以前の料金はいくらだったかというと、以下の図のようになっていました。1サイトのみ使用可能なPersonalライセンスと、サイト数制限なしのDeveloperライセンスの2種類が提供されており、Personalは25ドル、Developerは100ドルでした。買い切り型で一度購入すればずっと使用できるので、2月23日前に購入できた方はラッキーですね。私もこの情報をギリギリに知ったので、こちらで事前にご紹介できず残念でした…。
どちらかのライセンスの「Buy Now」ボタンをクリックすると、カートのページに移行します。注文内容を確認したら、右下の「Proceed to checkout」ボタンをクリックします。
次のページで請求者情報と支払い方法を入力します。ペイパル(Paypal)とクレジットカードの2種類が選べます。その後は各サービスに従って必要な情報を入力して支払いを済ませます。
支払いが完了すると、プラグインのダウンロードリンクとライセンスキーが書かれたマイページ(My Account)に誘導されるので、プラグインをダウンロードしてzipファイルを解凍し、サーバー上のプラグインディレクトリ(/wp-content/plugins/)にアップロードします。
支払いはペイパルが安全で便利
ペイパルは支払い相手にクレジットカード情報を知られることなく決済が可能で、海外取引もスムーズに行えます。ACF Proのように、海外のサービスを利用する際はペイパルがよく使われるので、アカウントを持っていると非常に便利です。
ACF Proにアップグレードする
プラグインをアップロードすると、「管理画面>プラグイン」のページで「Advanced Custom Fields PRO」が表示されます。無料版の「Advanced Custom Fields」を停止してから「Advanced Custom Fields PRO」を有効化すると、ページ上部に「データベースのアップグレードが必要です」というメッセージが表示されるので、「Upgrade Database」ボタンをクリックしてアップグレードします。
管理画面左メニューにある「 カスタムフィールド > アップデート」をクリックすると、ライセンスキーを入力する画面が表示されるので、先程プラグインをダウンロードしたACFのMy Accountページに書かれていたライセンスキーを入力して有効化します。
これでACF Proの全ての機能が使えるようになります!ACF Proのスタートページで日本語で機能の説明が表示されます。無料版のACFのデータももちろん残っていますので(残っているはず…)、念のため「カスタムフィールド > フィールドグループ」で確認してください。
カスタムフィールド作成ページの「フィールドタイプ」の中身を無料版ACFと比べてみました。
次の画像は左側がACF Proに含まれているACFバージョン5で、右側は無料版ACFバージョン4です。
赤い枠線で囲まれているフィールドタイプは有料アドオン、青い枠線はACFバージョン5で追加された新しいフィールドタイプです。
アドオンについては今後まとめる予定です。
Repeater field(リピーターフィールド)などの各アドオンはそれぞれ個別に購入可能で、無料版ACF(バージョン3と4)と互換性がありますが、今後のアップデートには対応しないようです。
今後のアップデートに備える場合は、ACF Proを購入した方がよさそうです。
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